我が家のこと ~その5~ 計画を練っている時がほんとに楽しかった~!
いつもありがとうございます!
『かさはらの家』やなおひろしです。
我が家を造った時の話しを記憶をたどりながら
月1回ペースで書き綴っています。
我が家の場合は古民家移築で、
しかもHSB(ハーフセルフビルド)ですので、
家づくりとしてはすごく特殊な例ではありますが、
ハンドメイドやDIYを駆使しながら
自分らしい家を手に入れたいと思っていらっしゃる方に
この記録が少しでもお役に立てていただければ・・・と思っています。
古民家移築の我が家・・・
移築とはいえ多少の間取り変更があった。
それと仕様をひとつひとつ決定するために
いろいろと図面やスケッチを書いたり、調べたりと大変だった・・・
図面や申請はすべて私自ら行なった。
といっても、その当時は建築関係の仕事から離れていたので、
プライベートな時間や仕事の休み時間は
すべて家のことに費やしていた・・・
どうしようか考えているときはすごく楽しいひとときでもある。
その間は一人でじっくり考えたり、
嫁さんとああでもないこうでもないと相談しながら、
けっこうたくさんのスケッチや図面を描いた・・・
まだまだ構想段階なので妄想はどんどん膨らんでいく。
この段階ならどんな高級な仕上げでも可能なのである。
古民家移築ではあるが、
我が家の場合は
「外人が田舎に住み着いて古民家をおしゃれに改装して暮らしている」という
イメージがあったので、
まるっきり復元するということではなく、
以下のようなルールを決めた・・・
①どんな暮らしでもできるように
古民家のおおらかで自由な可変的なところを生かすこと。
②建物の強度を保つために
基本の構造躯体はできる限りそのままにすること。
③床板、建具等の木の古くて味わい深い物はできる限り生かすこと。
④新しく使用する素材は自然系のもの、
安全が確かめられるものを確認し使用すること。
⑤昔のよさ(和のしつらえのよさ)を残しつつ、
現代の生活にも多少マッチした便利な設備を取り入れること。
こんな感じで、
更に120年持つ様にと、
古くて新しい・・・
和風でもあり洋風でもある・・・(現代風?というべきか・・・)
味わい深い木の家、自然素材の家を造ろうとしたのであった。
☆バックナンバーはこちらから☆
我が家のこと~その1~土地選び
http://kasahara.hida-ch.com/e668396.html
我が家のこと~その2~なぜ古民家だったのか?①
http://kasahara.hida-ch.com/e668739.html
我が家のこと~その3~なぜ古民家だったのか?②
http://kasahara.hida-ch.com/e671479.html
我が家のこと~その4~なぜ古民家だったのか?③
http://kasahara.hida-ch.com/e678112.html