我が家のこと~その2~なぜ古民家だったのか?①
2015年01月04日
おはようございます。
かさはら木材のやなおひろしです。
さて、我が家のはなしを何回かに分けて書いています。
我が家の場合は古民家移築という、
すごく特殊な例ではありますが、
これから自分らしい家を手に入れたいと
思っていらっしゃる方に
この記録が少しでもお役に立てていただければ・・・と思います。
古民家移築の我が家・・・
なぜ古民家だったのか・・・

生い立ちまでさかのぼると・・・
私は北海道の恵庭という町で生まれ、
10歳までそこで育った。
父親が自衛隊員だったので転勤族で、
北海道恵庭→兵庫県姫路→加東→姫路と
引越し、転校が数回あった。
思い起こすと・・・
自分の故郷がないということで負い目があったのかもしれない・・・
(北海道にはそれ以来行ってないし・・・
最後の姫路で親が家を建てたので故郷ということにはなるのだが、
多感な時期に引っ越しを繰り返したために、
いまだに姫路が故郷なのかと疑問・・・
どこか根なし草的、風来坊的なところが身についてしまった・・・)
雪が降って・・・
四季の移ろいが楽しめて・・・
飛騨は何か北海道にも似たところがあり・・・
住み始めてまだ最初の頃から、
「いいところだ」と思っていた・・・
丹生川のTさんの家を譲り受け移築することになった時、
覚悟が決まった。
『ここ(飛騨)を故郷にするのだ!』と・・・
土地選びに関しての章でも書いたが、
生まれ育った環境とか子どもの頃の記憶って
ずっと残っているもの・・・
目先の流行や情報に惑わされずに
『自分の好きなもの、事って何なのだろう?』
『どうすれば心地よく感じるのだろう?』ってことを思い出すことが大切。
ぶれない意思を持つ。
そのためには、その意思はその場限りの流行り廃りのあるものではなく、
自分の中から出てきたものであること。
これって家づくりには非常に大切なことだと思う。
私の場合、なぜ古民家移築だったのかと思い返すと・・・
子供の時から異常なまでに古いものが好きだった・・・
古くて黒いものに対して・・・
怖いけど何か興味がある・・・
名もない民芸の類から、古い建物まで・・・
一方、ウチの嫁さんは、
大工だった祖父が建てた家で生まれ育った。
その家はいわゆる古民家的・・・
低い天井に黒光りする梁、
スギの一枚板に幅広の黒塗りの縁が廻された
4枚引違いの立派なふすまが座敷にある家。
自分の家はつるピカの
ショートケーキハウスでは嫌だと思っていたらしい。
二人とも古民家が我が家になるというのは
すぐに受け入れられた。
※夫婦で意見を調整するというのも家づくりではすごく大切なこと・・・
(お互いにほんとうに好きなモノ、事を話し合う時間が大切・・・)
☆バックナンバーです☆
我が家のこと~その1~土地選び
http://kasahara.hida-ch.com/e668396.html
かさはら木材のやなおひろしです。
さて、我が家のはなしを何回かに分けて書いています。
我が家の場合は古民家移築という、
すごく特殊な例ではありますが、
これから自分らしい家を手に入れたいと
思っていらっしゃる方に
この記録が少しでもお役に立てていただければ・・・と思います。
古民家移築の我が家・・・
なぜ古民家だったのか・・・
生い立ちまでさかのぼると・・・
私は北海道の恵庭という町で生まれ、
10歳までそこで育った。
父親が自衛隊員だったので転勤族で、
北海道恵庭→兵庫県姫路→加東→姫路と
引越し、転校が数回あった。
思い起こすと・・・
自分の故郷がないということで負い目があったのかもしれない・・・
(北海道にはそれ以来行ってないし・・・
最後の姫路で親が家を建てたので故郷ということにはなるのだが、
多感な時期に引っ越しを繰り返したために、
いまだに姫路が故郷なのかと疑問・・・
どこか根なし草的、風来坊的なところが身についてしまった・・・)
雪が降って・・・
四季の移ろいが楽しめて・・・
飛騨は何か北海道にも似たところがあり・・・
住み始めてまだ最初の頃から、
「いいところだ」と思っていた・・・
丹生川のTさんの家を譲り受け移築することになった時、
覚悟が決まった。
『ここ(飛騨)を故郷にするのだ!』と・・・
土地選びに関しての章でも書いたが、
生まれ育った環境とか子どもの頃の記憶って
ずっと残っているもの・・・
目先の流行や情報に惑わされずに
『自分の好きなもの、事って何なのだろう?』
『どうすれば心地よく感じるのだろう?』ってことを思い出すことが大切。
ぶれない意思を持つ。
そのためには、その意思はその場限りの流行り廃りのあるものではなく、
自分の中から出てきたものであること。
これって家づくりには非常に大切なことだと思う。
私の場合、なぜ古民家移築だったのかと思い返すと・・・
子供の時から異常なまでに古いものが好きだった・・・
古くて黒いものに対して・・・
怖いけど何か興味がある・・・
名もない民芸の類から、古い建物まで・・・
一方、ウチの嫁さんは、
大工だった祖父が建てた家で生まれ育った。
その家はいわゆる古民家的・・・
低い天井に黒光りする梁、
スギの一枚板に幅広の黒塗りの縁が廻された
4枚引違いの立派なふすまが座敷にある家。
自分の家はつるピカの
ショートケーキハウスでは嫌だと思っていたらしい。
二人とも古民家が我が家になるというのは
すぐに受け入れられた。
※夫婦で意見を調整するというのも家づくりではすごく大切なこと・・・
(お互いにほんとうに好きなモノ、事を話し合う時間が大切・・・)
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なんかワクワクする・・・
家を建ててから気づくこと⑫・・・家を建てたからといって幸せになれる訳ではない・・・
家を建ててから気づくこと⑪・・・木は反る、割れる、縮む!
家を建ててから気づくこと⑩・・・コンクリートはひび割れる・・・
家を建ててから気づくこと⑨・・・ペアガラスでも結露する!
家を建ててから気づくこと⑧・・・設備機器には寿命がある。交換する時のことを考えておかなければいけません・・・
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Posted by かさはらの家 at 20:08│Comments(0)
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