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我が家のこと~その3~なぜ古民家だったのか?②

2015年01月25日
こんにちは。

かさはら木材のやなおひろしです。





さて、不定期ですが、

我が家のはなしを何回かに分けて書いています。



我が家の場合は古民家移築ですので、

家づくりとしてはすごく特殊な例ではありますが、

これから自分らしい家を手に入れたいと思っていらっしゃる方に

この記録が少しでもお役に立てていただければ・・・と思っています。








今でこそ住宅の設計を生業としている私だが、

当時は木工会社に勤めながら、

自分の作品を創るという活動もしていた。



それより前は大阪で設計事務所を営んでいたのだが、

当時何を思ったのか・・・


ニュージーランドへワーホリ(ワーキングホリデー)に行くことに・・・

29歳の春だった・・・


ニュージーランドで

ホームステイやWWOOF等をしながら

各地を回り知り合ったクラフトマンたちに触発されて

『木で何かつくりたい!』とほんとうに思うようになった。



帰国してからはなかなか社会復帰できなくて、

それでも何とか木に関係する仕事に就きたくて・・・

建具屋さん、外構屋さん(植木屋さん)、家具屋さんを転々としていたが・・・



あるとき思ったのが、

『木と言えば飛騨!』



そして高山の木工技能専門校(今の木工芸術スクール)に行くことに決め、

1年間の学生生活。

(その間に家を譲ってくれることになるTさんと出会う。)





自分で設計して新築という選択肢もあったかもしれなかったが、


技能専門校時代の同級生Uさん(HIDA COLLECTIONのオーナー)が

古民家をきれいに改装して住んでいたり、


上宝の陶芸家Mさん(『のの花』オーナーのお父さん)の

自宅+作業場+ショールーム併設の大きな家というスタイルにも憧れ、


Tさんの家(古民家)と出会って、

その考えが決定的となった。






『四つでい』の部分は、

LDK+寝室にすれば現代の生活に対応できる。


『まや』の部分は、

作業場にすれば自分の創作活動ができる。



元あったように使うのではなく、

現代の生活様式に、

今の自分たちに合わせて

どんな風にでも造り変えることができる。



それだけおおらかで

すべてを可能にしてくれそうな自由度が、

可能性がその古民家にはあった・・・





☆バックナンバーはこちらから☆

我が家のこと~その1~土地選び
http://kasahara.hida-ch.com/e668396.html

我が家のこと~その2~なぜ古民家だったのか?①
http://kasahara.hida-ch.com/e668739.html




  

Posted by かさはらの家 at 18:16Comments(0)柳尾WORLD